野良社長日誌

育児と社長業の両立生活エッセイブログ。

ただいま産休中。経営者が産休取った時の過ごし方

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まだまだご存じない方もいるかと思いますが、現在私は体外的には産休中で、実家の滋賀に帰ってきています。

現在妊娠10ヶ月で36週目。いわいる臨月という期間に入っています。

臨月って言葉は知っているけど妊婦じゃなければそれが何なのか詳しく知る必要も特にないので知らなかったのですが、要はいつ生まれてもいい時期とういことだそうです。

なるほど〜いつ生まれてもいい時期か〜って、ほんとにいきなり生まれてもらったら困るのですが、まぁそういう時期なので何があるかわからないから、もう遠出はしてはいけないし、いろいろ準備なり覚悟なりしといてねってことらしいです。

一応産休としていますが、経営者でもある私はやはり一般的に社員の方が取るような産休とはちょっと違う過ごし方をしていると思います。

今回は、そんな経営者としての私が産休中何をしているかとか、産休に入る前にどういう準備をしていたかなどのお話をしたいと思います。

いつから産休入ってたの?

産休は一応9月22日から入りました。

なんでこの日だったかというと、今回私は里帰り出産をすることにしたんですね。

里帰り出産にすると、妊娠34週目くらいでこれまで通っていた病院を里帰り先の病院に転院しないといけなくて、そのタイミングが9月22日だったのでこの日からになりました。

ちなみに出産予定日は11月7日なのですが、里帰り出産でなくても労働基準法が定めている産休取得時期も大体1ヶ月と10日くらい前になっていると思います。

どこかの会社の正社員とかしていて、産休取りたいって言ってるのにブーブー言うてくる経営者に当たってしまったら、ちゃんと労働基準法や育児・介護休業法等で決まっているのでそれ提示してくださいね。

産休中何してるの?

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産休中は、基本的には普通にお仕事しています。

あれ?産休中なのに?と思われるかもですが、これはもう経営者だけでなく、個人経営者もそうですし、フリーランスの方も同様だと思いますが、しょうがないというかなんというか、それは当たり前かなーと思います。

これに対して特にネガティブなことは思っていません。

というか、これは私がよく思うことですが、今の日本のワークスタイルっていうのは

(こっから話長くなりますので読み飛ばしてもらってもいですw)

高度成長期に作り上げられた同じものを大量生産に適したワークスタイルだと思ってて、ようは同じものを大量生産できるようにマニュアルがしっかりあって、時間で管理されていてどういう事態でも代わりがきく働き方になっているので産休に入ったら完全に仕事を離れることができるんだと思うんですね。

ただし今は、そういうワークスタイルより、個人の個性だったり技術がものを言う時代だと思うので、そういうワークスタイルは今度どんどんAIによって搾取されていく仕事なんだろうなと思います。

こういうのって、おそらく戦前に戻っているんだと思うんですよね。戦後の高度成長期が異常だったと思います(言い過ぎか?)。

話ちょっと飛ぶかもですが、昔ってお百姓さんってすごくたくさんいたと思うんですが、この『百姓』ってどういう職業かご存知ですか?なんとなく、「百姓=農家」と思っている方多いんじゃないでしょうか。

 本来の意味は「百の姓を持つ」ということで、昔は姓は身分により決まっていたので、それくらいたくさんの姓を持つ人、つまり、それくらいたくさんの職業を抱えている人という、ざっくり言うとそういう意味なんですね。

まぁ、言いながらほんとこの百姓のくだりいらんかったなと思いつつ、言いたいのは、昔はみんな個人事業主だったし、それにお母さんは個人事業主やん、休みないやんっていうね。

簡単に言うとそういうことです(最初からそれだけ言えばよかった)。

ただ、今も普通にお仕事しているとはいえ違う部分もあります。

産休中は出社しない、打ち合わせはSkypeがZoomで

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産休中は基本ずっとおうち(実家)にいて、ほとんど外に出ません。

34週目過ぎると結構お腹も大きくなって、もう1000g超えてくるので早産する可能性が高くなるんですね。なので、あまり病院から離れたところには行かない方がいいということで、直接赴く打ち合わせをかなり減らして、基本はSkype(スカイプ)とかZoom(ズーム)を使って遠隔で行なっています。また、これまでは私が行っていた打ち合わせにスタッフの子に行ってもらうなどで対応しています。これにより、安心しておうちでお仕事がしていられるんですね。ありがたや〜。

こういう時、こうして遠隔でも大丈夫な業種でよかったなと思います。

遠隔で打ち合わせする時のおすすめツール

遠隔でお仕事する時に弊社が利用しているツールをご紹介します。

Skype(スカイプ)

基本無料で使える音声通話ができるサービスです。ビデオ通話や音声のみ、テキストメッセージや画面共有ができるので便利です。

www.skype.com

Zoom(ズーム)

こちらもSkype同様に、ビデオ通話などができます。Skypeとほぼ同じなのですが、こっちの方が音声が切れにくかったり、音声が聞き取りやすいと利用者が増えて来ています。アプリをPCに入れなくても使えるのがいいですね。

zoom.us

ChatWork(チャットワーク)

こちらも上記サービスと同様、ビデオ通話もできるのですが、どちらかと言えばテキストメッセージのやりとり(チャット)としての利用が非常に便利なツールです。

go.chatwork.com

他にもたくさんありますが、弊社はこれらのツールを利用してお客様やスタッフと遠隔でやりとりをしています。超便利!

産休前にどういう準備をしていたの?

準備リスト
  • 案件の引き継ぎ(コツは情報共有)
  • 毎月の支払い
  • その他事務経理関係

案件の引き継ぎ(コツは情報共有)

産休に入るにあたり、一番心配していたというか今もしているのは、やっぱり仕事が滞ってしまうこと。

これは売り上げがどうこうの前に、仕掛かりの仕事が途中で止まってしまったら一番迷惑を被るのはお客様なので、それだけはあってはいけないということ。なので、今もですが私が一時的に連絡が取れなくなってしまっても大丈夫なように、方々に一時的に窓口をスタッフの子にしてもらえるよう引き継ぎを行なったり、今新たにいただいたお仕事は最初からスタッフの子を担当にするなどして対応しています。

ちなみに、弊社では万が一誰かが急に休みになったりしても大丈夫なよう、共有できる情報はほぼ全部共有しています。

共有していること
  • 製作中のデータ
  • お客様やプロジェクト内のやりとり
  • メール

製作中のデータはDropboxBusinessを利用しています。これにより、複数のPCとアカウントでお互いの制作データを共有し、どこにいても制作データを引き継げます。

www.dropbox.com

お客様やプロジェクト内のやりとりは、先にも紹介したChatWork(チャットワーク)を利用しています。

チャットワークでテキストベースでやりとりを残しておくメリットは、議事録的な役割が多く、あの時どういう話でこうなったかなども、チャットを遡れば一目瞭然。途中でプロジェクトに参加したメンバーでも状況把握がしやすいので便利です。

go.chatwork.com

あとは、何気に社内で共有されていることが少ないのがメールではないでしょうか。CCで全員を入れたらいいといえばいいのですが、いらないメールまでCCに入れられたら結局見なければいけないメールが多くなって重要なメールを見逃してしまう。

そうじゃなく、全員のメールが同じメールクライアントでチェックできれば、例えば私とお客様とだけのやりとりも、この案件ではどういうやりとりをしていたかが後で把握できます。

これには、メールワイズというサービスを使っています。

mailwise.cybozu.co.jp

これのおかげで、スタッフの子が急に休んだ時とかにお客様から緊急のメールが入ってきていても私がそれを見て対応を考えることができるし、メールの共有はすごくおすすめです。CCで共有とは違います。

あと、メンバーも少し増やして数ヶ月は乗り切れるような体制にしています。

言うても、全く連絡取れなくなることがあるとすれば出産前後の1〜2日だと思います。しかし、滅多なことはないと思ってはいますが、なにせ初めてのことなので何があるかわからないので、念には念を入れてチーム一丸となって乗り越えていく所存です。

毎月の支払い

あとは、毎月の支払い関係。

出産が予定日通りなのあれば何かの支払い日と被っていないので問題ないのですが、なんせ絶対その日と決まっていないので、ちょっとでもずれると「お給料の振り込みが〜、外注先への支払いが〜、税金の支払いが〜」と、とにかく支払い関係に影響が出ないかが心配です。一応、こういうこともあろうかと基本はネットバンクを利用しているので大丈夫とは思いますが・・・。

その他事務経理関係

他にも10月は健康診断があったりするのでその手続とか、何気に経営者(特にうちみたいな小さな会社)は日常の案件の他に事務・経理関係も全部自分でやるので、何か見落としがないか心配です。こういう時は去年の手帳を見返して、この時期自分が何をしていたかチェック。起業してからずっと予定を手帳に書き込んでいるので、こういう時に便利だなと思います。

出産経験者はみな「出産したらすぐ動けると思ったら大間違い。一ヶ月は出産のダメージ食らって動けないし、赤ちゃんの世話があるので出産前より出産後の方が動けなくなるから覚悟しておけ。」と言うので、今のうちにあれこれ準備しておきたいと思います。

お客様の理解とスタッフの協力がとてもありがたい

私がnola株式会社を作ろうと思った理由でもあるのですが、これまでのデザイン業界というのはやはり労働環境が悪いところが多く、朝から深夜まで仕事するのが当たり前。結婚や妊娠をしようものならとてもその仕事を続けていくのは難しく、仕事を辞めるかどうするかみたいに考えることが多かったのですが、デザインの業界に入るってやっぱりデザインが好きだから入るので、それをそういった理由で仕事ができなくなるなんておかしいし、結婚や妊娠を諦めるのもおかしい。

それなら、両方当たり前のようにできるデザイン会社を作ればいい。そうすれば優秀なデザイナーも辞めないで済むし、必然的にいいデザイン会社になると思って作ったのでした。

そして、起業当初「なんで起業しようと思ったんですか?」って聞かれたら、上記のようなことを話して回ったおかげか、同じような考えを持っていたり、私の考えに賛同してくださるお客様が多くなり、結果今では今回のような自体にも理解を持ってくださるお客様が多いのがとてもありがたいです。

同様にスタッフもこういう考えの会社と理解して入ってくれている(と思う)ので、非常に協力的で助かっています。

 出産まであと少し!

いろいろ準備してきても不安なことはたくさん。しかしここまで来たら後は無事に産むのみ!初めてのことだらけでどうなるかわからないですが、とにかくがんばりま〜す!